このブログの趣旨の一つは、知らないことで無駄に傷ついたり、不幸になることを防ぎたいということです。
今回は私と母のお話です。
知識がないことで不幸になった例
私はアトピーでした。
赤ちゃんの頃からです。
皮膚炎ももちろん、鼻炎に、結膜炎。
アトピーの宝庫です。
でも、その頃はまだアトピーという概念はありませんでした。
60年も前のことです。
その頃はアトピーも花粉症も一般的な医学の中に入っていなかったのです。
アレルギー性の結膜炎を感染性と診断された私
私がいちばん辛かったのは、結膜炎です。
アトピーという概念がなかったせいか、アレルギー結膜炎ということもわからなかったようです。
眼科の先生は、感染性のものと診断して、母に指示を与えます。
「この子のタオルは、家族と別にしてください」
まるで、家の中でバイキン扱いです。
でも、何年も治らないんですよ。
だって、アレルギー性なんですから。
目にはなんだかわからない軟膏を塗られ、私はそれが嫌で嫌で。
今考えると、その軟膏がかえって悪かったんだと思います。
アトピーって、塗り薬の基剤(有効成分を含ませているクリームとか軟膏のことです)で悪化しちゃったりするんです。
ただこれ、当時そういう知識が誰にもなかったからなんですよね。
知識は大切
知識は大切です。
もちろん正しい知識ですが。
自分を守る武器にも盾にもなる。
無知は、時に不幸を作ります。
私も、母も、時代の被害者でした。
生きた時代が違ったら、あれほど不幸にならなかったと思います。
まとめ
自分の状態が分からないというのはとてもつらいです。
納得ができない。
対処もできない
ですから、人任せにいないで、今得ることのできる知識は身につけていきたいと思います。
ぜひあなたも一緒に。
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